ウッドデッキの情報が満載! 日本ウッドデッキ協会


基本的な構造

庭先に作るウッドデッキの基本構造の一例をご紹介します。

基本的な構造

庭先に作るウッドデッキの基本構造について

束+大引き+根太+デッキ上板で構成されるもので、
樹種、材料の寸法などによりほかの作り方もあります
ので、ある一例としてご参考ください。

設置場所の広さ(巾x奥行き)、地面からデッキ
上板までの高さなどをお知らせ頂ければ図面を作成する
こともできます。
日本ウッドデッキ協会加盟店までお気軽にご相談くだ
さい。

基本的な構造1 コンクリート平盤 (50x250x250mm)を地面に置きます。
平盤を置く場所の地面を平らにならします。
平盤を使って地面をたたくようにならすと良いでしょう。
それぞれの平盤の高さがそろっていなくても大丈夫です、水平の調整は次の束材の長さで調整をします。
次
基本的な構造2 束材を設置します。(90x90xmm角材を使用)
束の上部がすべて水平になるようにそれぞれの束の長さを調整します。
デッキ上板の高さに合わせ水糸を水平に張り巡らせます。
水糸と束石の高さをメジャーで計測して、その寸法からデッキ材の厚み+根太材の厚みを差し引きした寸法が各束材の長さになります。
これが、正確にできればウッドデッキは水平に仕上がります。
レーザー水平器があると簡単に束の長さが拾い出せます。
次
基本的な構造3 水平に調整した束材の上に大引き材を乗せビスや金物類でそれぞれを固定します。(90x90mm角材を使用)
次
基本的な構造4 大引き材の上に根太材(60x60mm角材を使用)を乗せて動かないように
ビスや金物で固定します。
次
基本的な構造5 柱の固定(60x60mm角材使用)
大引きや根太材にコーチボルトとビスなどで固定をします。
垂直に立つように水平器などを利用して調整をします。
この際、柱を仮固定する必要があるので木工バイス(クランプ)があると便利です。
次
基本的な構造6 デッキ上板の取り付けです(20x120mm材使用)板の間は雨を落とすために5ミリほど隙間を作ります。
板の表面から根太にビス止めをします。(5.1x45mmの皿ビス使用)
柱に当たる部分はノコギリで切り欠きして収めます。
次
基本的な構造7 フェンス材(15x90mm材使用)外側からビス止めをします。
隙間は好みで調整します。
内側に貼り付ける場合、コーナー部分の柱に補助材を固定する必要があります。
次
基本的な構造8 笠木を取り付けます(30x90mm材使用)
支柱の木口が露出しているとそこから水分が入り腐食しやすくなりますので、
このように笠木を付けておくと耐久性も上がり見た目もすっきりします。
柱の木口にビス固定するので少し長めのビスを使いましょう。
(5.2x90mmビス使用)
次
基本的な構造9 幕板の取り付け (20x120xmm材使用)
根太などを隠すようにするとすっきりと仕上がります。
大引きまで隠す場合はもう一枚追加します。
これで完成です!