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日本ウッドデッキ協会からコラム

ブラジルの光と影 その5

2018年4月3日

「何でもあり」―ブラジル人と日本人の考え方は、同じじゃないのか?? ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「万物すべて神さん」の精神風土を持つ日本人は、ブラジル人と同じ「何でもあり」の考え方を持つのではないのか?を論ずるのが、今回の目的です。   まず初めに、「何でもあり」の本家のブラジルの話をします。この話をブラジルの知識人にすると、皆、嫌な顔をします。ブラジルの始まりが、ポルトガルの囚人と売春婦であったと言う話だからです。 「15世紀の世界大航海時代、ポルトガルとスペインの若者が世界に飛び出して行った。スペイン人は、...

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ブラジルの光と影 その4

      「何でもありのブラジル」                                                                長井 一平   このセリフを学んだのは、ブラジル人の考え方を日本のお客さんに説明している時 だった。皆さんはじっと聞き入ってくれて理解してくれる。たとえそれがバイヤーで ある自分たちにとって好ましくない内容であっても、ブラジルの状況を飲み込んでく れる。「ブラジルはなんでもありですからね」と、ある時は微笑しながら、ある時 は、苦渋の表情で、...

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ブラジルの光と影 その3

「モノカルチャー経済、マルチカルチャー経済」       長井 一平   1950年頃、日本の大学で南米諸国の経済を教える時、その枕詞として必ず出て来たセリフは、「ラテンアメリカの諸国は、どこもモノカルチャー経済です」と言う前置きだった。当時の中南米経済を語るには、あまりにも資料不足だったから、誰もが同意できる一般的な経済情勢から講義を始めなければならなかったのだろうと思う。 「モノカルチャー経済」とは?? 「単一栽培(資源)の輸出収入によってのみ支えられた国家経済」である。当時の中南米の輸出製品を見てみよう。 ブラジル(B)のコーヒー。 アルゼンチン(...

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ブラジルの光と影 その2

2018年4月2日

ハイパーインフレ 数年前にアベノミックスが始まった頃、2%のインフレ目標を掲げて、これを日本の経済政 策とすると発表された。 あの時、その報道に驚いた。「政府がインフレの音頭をとるなんて、、」 ブラジルでは、インフレは禁句である。 政府も、過去の苦い経験から、インフレの兆しが現れると、金利の引き上げなどをして、その芽を潰す事に全力を尽くす。 今月の2%のインフレは、翌月には4%、その次には6%と次々と倍増するからだ。 国民も政府も、「インフレ怪獣」と恐れる。 それほど恐ろしいインフレを、なんとまた、政府が音戸をとって、「皆さん、インフレを2%に上げよう」と言うのだか...

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ブラジルの光と影 その1

2018年3月29日

始めに 「ブラジルの光と影」を書いて行きますが、ブラジルの特徴を選んで、それを題材にして、話を進めていきます。第一回は、「移民の国ブラジル」を取り上げました。続いて、経済成長、政治と汚職など、身近な話題に入っていきたいと思います。 移住者万歳   ブラジルと日本の大きな違いは、どこにあるのだろうか? その答えは、「異なった民族が集まった『移民の国』と『単一民族の国』、つまり、国を構成する人種の考え方やり方が、その国の特徴を作り出す」のだと私は思う。 そして、イタリア系、ドイツ系、日系の3民族が、現在のブラジルを支える社会的な骨格となっている。 「国家を...

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